Go To TOP PAGELACROSSE NATIONAL LEAGUE 2003

日時:2003年11月24日(月) 13:30 FaceOff
会場:宝ヶ池球技場

スコア
1Q
2Q
3Q
4Q
合計
京都大学
2
0
1
1
4
関西学院大学
2
0
2
2
6

得点者:

      
京都大学 関西学院大学
#7  中西康裕 (1) #34 飯田善隆 (3)
#0 大和田慶 (1) #16 中塚章人 (1)
#5 前川焼紀 (1) #17 近藤秋人 (1)
#11 三木崇史 (1) #22 藤田佑希 (1)

<ゲームレポート>

11月9日に行われたファイナル3準決勝
その一戦で立命館を倒し、名乗りを挙げた関西学院大学。(以下 関学)
一方迎えうつのは、その活躍振りが某新聞にも特集され
勢い実力そのままに今年のリーグ戦を1位で勝ち上がった京都大学。(以下 京大)
関学は去年リーグ戦を1位で迎えたもののファイナル3決勝で神戸大学に大差で敗北し
全日においても良い結果を残せなかった。
京都大学は去年ファイナル3準決勝で神戸大学に敗れ
全日の舞台へ上がることができなかった。
しかし今年はこの2校が主役である!!
いや、この試合に勝ったものこそが関西制覇という栄光を手にいれ
未来を作っていくことができる。
あいにくの曇り空の中だが試合は開始される。

1Q
フェイスオフを最初に制したのは京大。
攻める京大は#0大和田選手の果敢な1on1からファウルをもらい
エキストラオフェンスのチャンスを得る。
#0大和田→#7中西、両選手 今季リーグで京大の多くの得点を重ねた
2人のホットラインで先制点を京大が頂いた!
関学も#17を近藤選手を基点に攻めを作り
京大のクリアミスから点を取り、
この後も点を取り合い点差は開かず2-2の同点となる。
2-2





2Q
関学は1Qの終わりに犯したファウルがまだ残っており
一人少ないマンダウン状態からのDFとなったが
#7野田、#9大沼、#49平舘、各選手を誇る関西でも鉄壁のロング陣が
点を許さず守りきる。
その関学の反撃が始まり、多彩な個人技、連携が織り成す
オフェンスが始まったが京大も#36 G 中村選手を中心に守りきり
このQは攻めあう中、関学が優勢に進めていった試合であった。
2-2





3Q
ハーフに行われたクロスチェック
関学にイリーガルクロスがあり、アンスポーツマンライクコンダクトで
3分のマンダウンディフェンスを強いられることになった関学
ここで京大はどうしても欲しい1点をもぎ取るために時間を使う
すぐにはパスを出さず
関学のDFが崩れるのを待ち2分ほどパスを回し続け
関学のDFを揺さぶる、逆に攻め手がないのか?と思われたその時
一瞬空いたクリース前にパスが出た。
そこを#5前川が決め関学を引き離す。
欲しかった3点目を入れた京大
硬直したこの展開を打ち破る3点目
誰もがこのまま京大が流れに乗るだろうと思っただろう。
しかし4分、7分と関学は立て続けに#34飯田、#22藤田が決め
あっという間に逆転する。
この後も両校早い展開で、クリアミスなどでてしまうが、
それを恐れぬ早い展開を作ろうとするラクロスで攻め合い
4-3で関学のリードのまま3Qが終了する。
4-3





4Q
最終Qに入り京大が意地を見せる
1on1、パス回しを組み合わせ、全員で1点を掴み取り
4-4の同点にし試合を振り出しに戻す!!
お互い残り1点を入れるために攻めぎ合うが
この均衡を破ったのは…
関学のエキストラオフェンスになり
ボールを回す、クリース前に#17近藤がボールをもらうと
そのまま流れてシュートを決める
持ち前の184cm-90kgの体で何度も相手をなぎ倒しシュートに行っていた
#17近藤選手が最後のQに点を入れた。
追い詰められた京大はチームでボールを落としに行き積極的なDFに移行する、
しかしボールをキープするのは関学。
ゴーリーもDFに使い全員でDFをするが空いたところにパスを出され
駄目押しとなる6点目を関学が決め
ここで試合終了。
関西制覇 この行為を成し遂げたのは関西学院大学
前回も書いた通り強いものが勝ち関西制覇を成し遂げた。
しかし両チームともここが終わりではない
試合終了後、落ち込む京大の選手に#0大和田が「まだ終わりじゃないぞ!」
というセリフを皆に言っていた。
まだ全日という舞台があり、続きがある。
次の舞台でも関西の力を見せてほしい。
12月13日・14日 関西の地でラクロス全日本選手権が行われる。







 

                             Text:広報委員会メディア班班長 安孫子祐樹(京都産業大学)
                                     PHOTO:広報部・海籐秀満



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