日時:2003年11月09日(日) 11:00 Draw
会場:金岡公園陸上競技場
スコア 前半 後半 合計武庫川女子大学 4 7 11同志社大学 1 1 2
得点者:
武庫川女子大学 同志社大学 #35 和田亜紀子 (5) #5 木下まどか (1) #80 小林英恵 (3) #34 玉澤潤子 (1) #54 栗田知里 (2) #72 松浦梨絵 (1) <ゲームレポート>
11月9日、ファイナル3準決勝。武庫川女子大学(以下 武庫女)対同志社大学(以下 同志社)の
戦いが悪天候の中、金岡公園陸上競技場で行われた。
去年のファイナル3でも同じカードで戦い、同志社の勝利で
勢いに乗った同志社は関学も倒し
全日においても覇者のウイスタリアをあと一歩まで追い詰めた。
関西女子の勢力図は変わらず同じチームの全日出場、
武庫女は借りを返すことができるか、
同志社は王者の威厳を見せるべき戦いが
この降りしきる雨の中始まった。
前半
開始早々、武庫女のファールにより試合は同志社からの攻撃で始まった。
前半5分、同志社ゴーリー#1米山順子が武庫女のゴール裏へのパスをインターセプトし、
観客から歓声がわきあがったが、ゴール前で同志社側のファールにより
武庫女にフリーシュ−トが与えられ#80小林選手が先制点を決めた。
悪天候のため足場が悪く、両チーム共にグラボー合戦に苦戦する。
そんな中、武庫女#35和田選手がセンター付近からボールをキープし1対1に持ち込み、
フリーでストロングシュートを決めた。
パスミスなどからのダウンボールは、武庫女が積極的に取りにいき攻めの体勢に入る。
同志社は自らのミスによりリズムに乗り切れず、ファールが増え、
武庫女にフリーシュートの機会を与えてしまう。
そんな中、負けていられない同志社は、
きれいな速攻から#5木下まどかがやっとの思いで1点目を決めた。
しかし、同志社は流れをつかみきれないまま、前半は終了した。
後半
開始ドローも前半同様、武庫女側にあがる。
前半からの良くない流れを変えられない同志社は、またもやファールを連発し失点を重ねてしまう。
同志社はタイムアウトをとって、再び巻き返しをはかり、
直後に#22池上選手から#34玉澤選手へのパスが通り2点目をもぎ取る。
このまま勢いにのりたい同志社は、強い攻めのディフェンスをする。
そんな中、同志社のゴーリーが積極的にボールを取りに前に出る。
しかし、それたボールに対応できず、ゴーリーがいない状態のゴールに
#35和田がボールをふんわり投げ込み、
点が決まるという同志社にとって致命的なミスを犯してしまう。
その後も、流れは武庫女有利のまま11対2、
武庫女の圧勝でファイナル3準決勝は幕を閉じ、武庫女が決勝戦へのキップを手に入れた。
待ち受けるのは関西学院大学。
昨年同様リーグ戦を1位通過して待ち受ける。
この戦いは11月24日の宝ヶ池にて開戦される。