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日時:2003年11月8日(土) 18:30試合開始
場所:東京・大井ふ頭中央海浜公園第2球技場

第1回戦:JUNK(西日本リーグ1位) vs MISTRAL(東日本リーグ2位)

ゲームレポート

東日本2位のMISTRALと西日本1位のJUNKとの対戦。どういった展開になるのか見ものである。

 
《前半》
 試合が開始され、はじめのドローをものにしたJUNK#21田邊有紀は、素早い動きでボールを前に運び、#11河村小百合にパスをつなぐ。これを#11河村は丁寧に決め、初得点をあげる。
開始から一分もたっていないあっという間の得点であった。



 しかしその直後、JUNKの自陣ゴール前でのファールにより、
 MISTRAL#18上林梨沙のフリーシュートとなる。
 #18上林はなんなくシュートを決め、同点となる。

 MISTRALは#18上林、#17長岡良江、#6村上好美を起点に攻め、対する
 JUNKはディフェンス陣の固い守りからチャンスをつかむと速攻で攻めるが、
 両チームともおしいところでのパスキャッチミスと、ゴーリーのナイスセーブに
 阻まれ、なかなか得点につながらない。

 そんな状況を打破したのはJUNK#11河村であった。
 中盤をつないできたパスをもらうと高い位置から足の速さをいかした1on1を
 しかけ、絶妙なコースにシュートを決め、2得点目をあげる。




負けられないMISTRALはロングパスで速い前への攻めを展開する。
キャッチミスが何度か起こるものの、MISTRAL#17長岡はそれを足でカバーし、サイドラインぎりぎりのところでボールを止め、チャンスをつなぐ。

MISTRALの攻めに必死の守りをみせるJUNKだが、ファールでMISTRAL#18上林にフリーシュートを与えてしまい、#18上林は今試合2得点目を落ち着いて決めた。
 

その後もMISTRALにシュートチャンスが何度も訪れるが、JUNKゴーリー#19黒田紀子のナイスセーブと、インターセプトがJUNKの危機を救った。
 
前半戦もわずかとなったころ、JUNKは#23松下亜矢が相手ゴール前でのダウンボールをひろってMISTRALゴールへ叩き込み、逆転する。しかしJUNKは再びファールをおかし、フリーシュートの権利を得たMISTRAL#30矢本万理は、中に切れ込みシュートを決め、3-3の同点で前半終了となる。

前半は互角の戦いであった。
  




《後半》
 MISTARL#18上林が自陣のゴール裏でJUNKのファールを誘いマイボールにすると、一度ゴーリーへと
ボールを返し、丁寧にボールをつないでいく。
#41鈴木直子はセンター付近でパスをもらうと1on1をしかけ、次々にディフェンスをかわすと技術のあるシュートを決め、4得点目を獲得する。MISTRALのはじめてのリードとなった。


この1点で流れをつかんだMISTRALは、#6村上はリバースシュート、#9今井幸子と#17長岡はフリーシュートで次々と点を決め、7-3とリードを広げた。

JUNKのシュートからMISTRALゴーリー#00百合本綾がゴールを守り、さらに
#23勝田みゆきが、ゴーリーがインターセプトを狙ってゴールから離れたところへシュートを決め、
8-3となった。

 
 一気にMISTRALペースとなるが、JUNKも#11河村がディフェンス
 をかきわけ一点を返す。

 しかしその後もMISTRALの勢いは衰えず、必死に守ろうとする
 JUNKはファールが目立つようになり、そのチャンスをいかして
 MISTRALは次々と シュートを決めた。

 最終的に13-4というMISTRALの大量得点で試合終了となった。



 
両チームとも個人技術が高く、ためいきのもれるようなプレーの連続で、目が離せない試合であった。
決勝戦が非常に楽しみである。
 

*写真をクリックするとより鮮明な画像で御覧になれます。

(Photo:広報部「.Relax」編集部・小城崇史)
(Text:広報部「.Relax」編集部・中村紘子)

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