女子U19日本代表インサイドレポート・2003年6月29日
2003年6月29日(日):
相手がいる勝負で一番厄介なのは自分との戦いだろう
相手がいる勝負では 相手の調子に勝負の行方が左右する時もあるので
最大の敵は自分の中にいるといっても過言ではない
今日のような勝負では 選手はイングランドとの戦いの中で
その局面局面で自分とも戦っていたに違いない
11対8 敗北
代表選手で勝ちたくないという選手などはいない
戦いの中で その瞬間瞬間で
勝つために自分は今 何をすべきか 選手は絶えずその事を考えているはずだ
最終的に前半の5連続失点が最後まで足枷になった
マイボールになった時に常にベストの選択肢を選ぼうとしすぎて
逆に不用意なプレーを繰り返した時間帯だった
確実なところにパスを出し
ボールキープしながら前線まで運ぶという判断が 無用に慌てることで
ターンオーバーされ イングランドの攻めの起点となった
負けは負け
すっきり割りきって明日を睨む
★今日の一等星★
#6 大上 かれん (ミディ)
どんな時でもどこが相手でも果敢にプレーでき ここ一番で誰か任せにしない姿勢を貫ける選手
(レポート:2003年女子U19日本代表ゼネラルマネージャー・寺本香)