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World Lacrosse 2003

男子U19日本代表インサイドレポート・2003年7月2日

2003年7月2日:セミファイナル出場をかけて・vsイングランド戦

 昨晩の予感は外れた。

 今日のイングランド(ブルーディビジョン4位)戦はセミファイナル出場をかけた試合となる。この試合に勝てば、USAとの試合の現実のものとなる。又、我々が目標としている「総合5位以上」を達成することとなる。

 6時半に起床し散歩。8時15分に宿舎を出発、グランド入りをする。FaceOffは10時半。選手らは割とリラックスした雰囲気。しかし、アップが始まると集中力を急激に高め、雰囲気が一気に盛り上がる。
 この試合では、この時のためにこれまで温存していた新型ディフェンス(仮称:Four Two)を起用することとなる。前日の韓国戦でも使用を控えていたものだ。

 試合開始。このディフェンスを初っ端から起用、イングランド・オフェンスに対し効果を示した。1Qは、1-2で終了。しかし、2Qから徐々に引き離され始める。Four Twoディフェンスによりイングランドに自由に攻めさせることはさせないものの、ボールダウン時やプレッシャー時のイングランド側のボールキープ力の強さから、ちょっとの隙間を突かれ得点される形となる。又、日本側のオフェンスもシュートを放つものの、なかなかゴールに結びつかない。

 結果、4-14という大差で敗退。
 非常に残念な結果であるが、個人レベルでのスキルの差が結果となって出た試合内容だと考える。

 ブルーディビジョンの壁は厚かった。しかし、これで終わりではない。明日、韓国(ブルーディビジョン3位のオーストラリアと対戦し敗退)と再度対戦し、そこで勝てば「5位決定戦」への出場権を獲得することが出来る。
 前回1999年のU19 W杯、1998年のW杯(フル代表)では、今回のように前半を勝ち進み、順位決定戦で敗退を重ね、最終順位を落とした経験がある。一度勝った相手に勝つことはそう容易なことではないことも3人のコーチ陣は知っている。

 明日の韓国戦は、まさに背水の陣。

アップ前 アップ前のひととき。左から、リュウジ(古宇田)、今井、渡辺AC、須山。
アップ前 左から、山中AC、武藤・通訳、ハタケ(畠山)、藤尾、大塚。
深澤HC

深澤HC。試合前の最後のシュミレーションか。

アップ開始 集合。コーチ陣から今日の試合のポイントの再確認が行なわれる。
ユニフォーム

ユニフォーム。実は、前回のU19世界大会(1999年)でも使用したもの。

清水 アップ開始。キャプテン・清水。
   
(写真&レポート:2003年男子U19日本代表ゼネラルマネージャー・西本公俊)

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